ありがとう!クラウス・クレーバー

新年明けましておめでとうございます。

クラウス・クレーバー(Claus Kleber, 1955-)氏が昨年いっぱいでZDFを退職なさいました。12月30日は,彼が長年司会(日本の司会者と違って番組の構成や報道内容にも深く関わる職業)を務めたニュース番組「ホイテ・ジョルナール heute journal」の(彼が担当する)最終回の放映。2003年から始まった同番組の最初の司会者でもあった彼の,2977回目の放送。20年目でもなく(18年間),3000回目でもない辞め方が彼らしくて潔い。「heute journal」はドイツの「公共放送 öffentlich-rechtliches Fernsehen」の一角を担うZDFの看板番組。クレーバー氏は,彼の最後の登板回でのあいさつを,プロのジャーナリズムに支えられた報道番組と向き合う「積極的に(物事に)関わり情報にも長けた公衆 eine engagierte, informierte Öffentlichkeit」の重要性を説いて締めくくりました。視聴者との切磋琢磨を旨とする,プロのジャーナリズム。彼が去ったあとも,Christian Sievers,Marietta Slomka,Gundula Gauseといった司会者たちが番組を引っ張っていってくださるでしょう。残念だけれど「退職の日」は誰にでも来るもの。お疲れさまでした,クラウス!

Claus Klever